RAL -RATOC Audio Lab-

PCオーディオ導入マニュアル

2-5.音質に影響を与える電源
2-5-1.ノートパソコンでの電源事情

ノートパソコンにUSBオーディオを接続して音楽(特にハイレゾ音源)を再生すると、ノイズが混入したり動作が不安定になる場合があります。パソコンからUSBオーディオ機器に供給される電源が不足していると、このような現象が発生します。ノートPCではバッテリー寿命を延ばすため、USBバスパワーの出力が抑制されていることがあります。

対処

  • ○その1:省電力設定を変更する
    省電力設定を高パフォーマンスにすることで、USBバスパワー不足は解消されます。(2-5-2(Windows 8/7/Vista編)、2-5-3(Windows XP編)で設定の詳細を紹介します)

  • その2:セルフパワータイプのHUB経由で接続する
    パソコンとUSBオーディオ機器を直結せず、セルフパワータイプ(ACアダプタから電源を供給するタイプ)のHUBを経由して接続します。USBオーディオ機器への電源は、USB HUBから供給されるようになります。

  • その3:USBオーディオ機器に直接外部電源を供給する
    外部電源用のコネクタを装備したUSBオーディオ機器の場合、ACアダプタなどの外部電源を直接接続して、安定した電源を供給できます。RALシリーズには、外部電源コネクタを装備しないUSBオーディオ機器にも外部電源が供給できるユニットがあります。(「2-5-4.外部電源で電源品質をかえる」にてご紹介します)


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