3-1.DSD音源について
3-1-2.DSD音源の再生に必要なもの
DSD音源を再生するために、以下を準備します。
- (1)DSD音源(データ)
DSD音源(DSF/DSDIFFファイル)は、音楽配信サイトでのダウンロード購入や収録DVDなどメディアの購入により
入手できます。(SACDはDSD方式ですが、SACDプレーヤーでのみ再生可能であり、パソコンで再生することはできません。)
【DSD音源入手可能なサイトの例】
- e-Onkyo(ダウンロード):http://www.e-onkyo.com/
- OTOTOY(ダウンロード):http://ototoy.jp/
- ワオンレコード(データDVD):http://waonrecords.jp/
- (2)DSDに対応したUSB DAC
DSD対応データをオーディオ信号に変換するには、USB DACもDSDに対応している必要があります。 ラトック製USB DACの場合、型番に「DSD」がついているものが対象です。
DSD音源に対応したラトック製品 | |||
DSD & PCM 24bit/192kHz対応 USB D/A コンバーター REX-DSDHA1 |
RAL-DSDHA1の 製品情報を見る ⇒ |
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DSD & PCM
バランス駆動/標準シングルエンド両対応 USB ヘッドホンアンプ RAL-DSDHA2 |
RAL-DSDHA2の 製品情報を見る ⇒ |
- (3)DSD(DoP方式)に対応した再生ソフトウェア
RALシリーズは、DoPに対応した再生ソフトウェアを使用することにより、DSD音源をネイティブに再生することができます。 おもなソフトウェアとして、Windows環境ではfoobar2000、HQPlayer、JRiver Media Center、Mac環境ではAudirvana Plusが挙げられます。foobar2000はコンポーネントの追加、HQPlayerやJRiver、Audirvana Plusは設定の変更が必要です。なお、iTunesやWindows Media Playerは、DSD音源再生に対応していません。(あらかじめDoP_DSD対応のWAVファイルに変換することで再生は可能ですが、ここでは割愛いたします)
DSD対応のUSB DACは USB Audio Class 2.0 を採用しているので、Windowsでは製品に添付しているドライバーの インストールが必要です。